腰痛の問題は、日本でも最も多い疾患であり、整形外科で見ることがない日は無いのではないでしょうか。
腰痛はレントゲン上で確認されるような疾患もあれば、レントゲンでは確認できないような非特異性腰痛症もあり複雑な一面もあります。
今回は力学的負担からくる腰痛から、原因が不明な非特異性腰痛の特徴までを、機能解剖や脳科学的な視点から解説をしていきます。また、実際のアプローチでは問診や徒手検査を踏まえて細かく評価していき、適切にアプローチを行えるよう講義を進めていきます。
<講義内容>
・腰痛疾患について(危険な腰痛、腰痛症、脊柱管狭窄症、筋・筋膜性疼痛なぢ)
・骨盤&脊柱の解剖学(脊柱、腰椎、椎間板、インナー・アウターマッスルなど)
・骨盤&脊柱の運動学(姿勢と腹圧、硬膜外圧について)
・慢性腰痛について
・骨盤&脊柱の整形外科テスト(前屈・後屈テスト、トーマステスト、PLFテスト、座位前屈テスト、)
・アプローチ(腰椎モビライゼーション、アライメント矯正エクササイズ、仙腸関節モビライゼーション、腸腰筋リリース、浅筋層リリース、コーディネーションアプローチ)
<講義のポイント>
・運動連鎖的視点での腰痛の見方
・腰痛のタイプ別の問診
・脳科学からわかる慢性腰痛の仕組み
・患者の間違った腰痛対策
<今回の学びで対応できる症状>
腰痛症
変形性腰椎症
椎間板ヘルニア
筋筋膜性腰痛症
脊柱管狭窄症
非特異性腰痛