股関節セミナー

本セミナーでは、整形外科で対応することの多い股関節疾患と、股関節から始まる連鎖による他関節へのメカニカルストレスについて、どのように評価し運動療法や徒手療法で行なっていくかを実技を通して学ぶことができます。
股関節は球関節で非常に自由度の高い関節ですが、仙腸関節や腰椎とリズム運動をします。そのため、股関節痛は仙腸関節や腰椎の制限があることでインピンジメントを起こすことがあります。また、股関節の機能が低下することで、隣接関節に負担が生じて、腰痛や膝関節痛を起こします。
股関節機能を評価するために整形外科評価や関節可動域、筋緊張の触診などをしていきます。
アプローチでは、股関節周囲筋の筋緊張をコントロールすることを目的に、主動作筋、拮抗筋、協調筋に分て、神経に働きかけるよう抑制または促通をしていきます。

 

①股関節周囲の骨と筋の解剖学と触診

②股関節の運動学

③股関節周囲筋の主動作筋・拮抗筋・協調筋

④股関節疾患の病態

⑤股関節の評価

⑥股関節のアプローチ(神経の促通と抑制を中心に)